比較

Money Vault vs Honeydue: ひとり管理かカップル向けか

2026年4月10日更新 · 7 分で読める

Honeydueは、カップルがお金を一緒に管理するために作られました。両方がアカウントをつなぎ、相手の支出を見たり、共有を制限したり、共同で予算を立てたり、アプリ内で購入についてチャットしたりできます。Money Vaultは音声とAIを軸にした個人向け支出トラッカーです。対象も使い方も違いますが、思っている以上に重なる部分もあります。

要点

この比較でわかること

  1. それぞれ誰向けか
  2. カップル向け機能
  3. 記録の速さ
  4. 共有費用の扱い
  5. 用途別の比較
  6. プライバシー
  7. 価格
  8. 結論
65%
夫婦の65%がお金を関係の最大のストレス要因だと感じています
出典: American Psychological Association, 2025

それぞれ誰向けか

Honeydueは、金銭面の透明性を大切にするカップル向けです。両方がアプリを入れ、銀行口座を連携し、家計を共有表示できます。パートナーの支出を見たり、予算を一緒に組んだり、取引ごとにコメントを残したりできます。アプリ内チャットもあり、「Targetで本当に80ドル使ったの?」みたいな会話もその場でできます。

Money Vaultは、個人の支出を素早く管理したい人向けです。ひとりでも、既婚でも、ルームメイトが多くても関係ありません。音声で記録し、レシートを読み取り、AIに支出の傾向を聞く。焦点は共同作業ではなく、スピードと把握のしやすさです。

関係が深く、家計を一緒に管理したいならHoneydueが向いています。自分のお金を管理したいなら、たとえ一部を誰かと共有していても、Money Vaultが合っています。

カップル向け機能

Honeydueには、カップル向けの機能がしっかりあります。両方がそれぞれのログインを持ち、共有したい口座だけを連携できます。普通預金は見せるけれど、貯金は隠したい。そんな設定も可能です。共有ダッシュボードには、合算収入、カテゴリ別支出、今後の請求が並びます。請求を1人が担当したり、分けたりできます。アプリ内メッセージで、お金の話を取引のすぐ横で進められるのも特徴です。

2025年には約250万人のカップルがHoneydueを使っていたと言われています。両方が使ってこそ価値が出るアプリです。片方だけだと、ほとんど意味がなくなります。そこがこのアプリの難しさでもあります。関係性に強く依存する、オール・オア・ナッシング型です。

Money Vaultにはパートナーアカウントも共有ダッシュボードもありません。完全に1人用です。ただし、カテゴリやタグで共有支出を管理することはできます。「アパート」や「共有費用」のアカウントを作って共同コストを記録すればいいのです。Honeydueほどきれいではありませんが、個人管理を保ちながら共有支出を扱いたい人には十分です。

記録の速さ

ここではMoney Vaultが大きく先行します。

Money Vault: 「夕食 45ドルをサラと割り勘」と言えば、アプリが45ドルを食費として記録し、メモも追加して完了です。約3秒。レシートをスキャンすれば、OCRが金額、税、チップも読み取ります。AIチャットなら「今月、食料品にいくら使った?」という質問にもすぐ答えます。

Honeydue: 多くの支出は銀行同期で入ってくるので、手動入力はあまりしません。それは便利です。ただ、現金で払ったものや、まだ同期されていないものを入れたいときは、金額、カテゴリ、メモ、保存という普通のフォームです。音声入力もレシートスキャンもありません。入力速度を競うアプリではなく、銀行同期でほぼまかなう前提です。

Money Vault(音声)
約3秒
Money Vault(レシートスキャン)
約8秒
Honeydue(銀行同期)
自動
Honeydue(手動)
約15秒
1件の支出を記録する平均時間。公開機能フローと必要な操作数をもとにした編集部推定です。実測ラボ値ではありません。

共有費用の扱い

Honeydueはここが得意です。請求は共有表示に出て、どちらかが立て替えたり、分割したりできます。家賃が$2,000で60/40で分けるなら、アプリが誰がいくら負担するかを管理します。月次サマリーでそれぞれの負担額も見えます。誰が何を払ったかで揉めることをかなり減らせます。

Money Vaultは少し違うやり方です。「共有費用」や「家賃」のアカウントを作って、共同支出をそこに入れられます。音声入力で「家賃 2000ドル 共有口座」と言えば速いです。ただし、割り勘の自動計算やパートナーごとの残高管理はありません。そこは自分で計算するか、AIチャットでまとめる必要があります。

ルームメイトやゆるい費用共有なら、Money Vaultのアカウント管理で十分です。カップルで「誰がいくら払ったか」をリアルタイムで見たいなら、Honeydueの方が目的に合っています。

補足

Honeydueは、両方が使って初めて価値が出ます。パートナーが家計アプリに興味を持たないなら、Money Vaultの個人管理の方が価値が高いことが多いです。

用途別の比較

機能 Money Vault Honeydue
音声入力 ✓ NLP対応
AIチャット
レシートスキャン ✓ OCR
パートナーアカウント ✓ 中心機能
割り勘
アプリ内チャット ✓ AIベース ✓ パートナー用
銀行同期
多通貨(50+) ✕ USD中心
端末内プライバシー ✓ データは端末内 ✕ クラウドベース
オフライン ✓ 完全オフライン ✕ インターネット必須
共有予算
価格 無料 / プレミアム 無料(広告あり)

プライバシー

Money VaultはすべてのデータをiPhone内に保存します。サーバーもクラウドも不要、アカウント登録も不要です。金融データは端末から出ません。これを重視する人には大きな違いです。

Honeydueは共有前提のためクラウド型です。両方が同じデータを見るので、すべてがHoneydueのサーバーを通って同期されます。銀行接続はPlaid経由です。取引、残高、チャットメッセージは相手側の基盤にあります。暗号化はされていますが、データは端末外に出ます。

さらに関係性のプライバシーもあります。Honeydueは相手に見せる範囲を細かく調整できますが、どこまでいっても「家計の見える化」です。そこに抵抗がある人には、Money Vaultの1人用設計の方が合っています。

価格

どちらも無料で始められます。そこは良心的です。

Honeydueは広告付きの無料アプリです。プレミアム版(Honeydue Plus)で広告を消し、いくつかの機能が追加されますが、基本のカップル向け機能は無料で使えます。収益モデルとしては、アプリ内で表示される金融商品のおすすめ(クレジットカードや貯蓄口座)が中心です。そこは覚えておくとよいです。

Money Vaultは、音声入力、手入力、多通貨、基本統計が無料で使えます。プレミアムではAIチャット、レシートスキャン、高度な分析が解放されます。どちらのティアにも広告はありません。金融商品のおすすめもありません。

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結論

Honeydueを選ぶなら: パートナーとチームでお金を管理したい人。共有ダッシュボード、割り勘、パートナーチャットは、スプレッドシートなしで透明性を持ちたいカップルに本当に役立ちます。ただし、2人とも実際に使うことが前提です。1人だけのカップルアプリは、ソロトラッカーの劣化版にすぎません。

Money Vaultを選ぶなら: 速くてプライベートな個人向け支出管理が欲しい人。パートナーと費用を分けていても、アカウントとカテゴリで共有費用を個人支出の横に記録できます。音声入力、レシートスキャン、AIチャットで日々の記録はかなり楽になります。しかも、相手に何かを入れてもらう必要がありません。

さらに言うと、両方を使う人もいます。Honeydueで家計の共有部分(家賃、光熱費、食費)を管理し、Money Vaultでそれぞれの個人支出を記録するやり方です。透明性が必要なところは共有し、それ以外はプライバシーを保てます。

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