比較

Money Vault と Brex の比較: 個人向け家計アプリか、企業向けカード基盤か

2026年4月10日更新 · 7 分で読める

Brex は、スタートアップ向けの法人カードと支出管理の基盤です。Money Vault は、声で「コーヒー 450円」と入れて自分の支出を記録する個人向けアプリです。どちらも「お金を追う」点は同じですが、使う相手がまったく違います。

要点

この比較でわかること

  1. ざっくり比較
  2. Brex が実際に何をするか
  3. 個人の支出管理
  4. 用途別の比較
  5. 価格
  6. 結論
$300B+
Brex が設立以来処理してきた取引総額
出典: Brex の公開発表、2025年

ざっくり比較

Brex は2017年に登場した法人カードです。新しい会社でも個人保証なしでカードを持てる、というのが売りでした。そこから、部門ごとの予算、承認フロー、領収書の回収、会計ソフト連携まで広がっています。要するに法人向けの支出基盤です。

Money Vault は個人向けです。アプリを開いて、声で記録して、レシートを読み取って、そのまま支出を追えます。ビジネス登録も、カード申請も不要です。

Brex が実際に何をするか

法人カード: Brex は社員向けの Visa カードを発行し、カテゴリごとの上限も付けられます。

予算管理: チームや部門ごとに予算を作り、使った分をリアルタイムで追えます。

領収書回収: カード利用後に領収書提出を促し、OCR で照合します。

承認: 高額支出は事前承認を挟めます。

会計連携: QuickBooks、Xero、NetSuite、Sage などと連携します。

30人規模のスタートアップや500人規模の会社には便利ですが、個人の食費やカフェ代には関係ありません。

Money Vault (支出を記録)
3秒
Brex (自動取得されたカード支出)
0秒
Money Vault (レシートスキャン)
5秒
Brex (提出依頼後の領収書送信)
30秒
公開機能フローと必要な操作数をもとにした編集部の見積もりです。

個人の支出管理

ここが決定的な違いです。Brex は個人の家計管理には向いていません。家賃、Netflix、外食などを自分で追う用途ではないからです。

Money Vault は、その「個人の支出を知る」ために作られています。声で記録し、レシートを読み取り、AIに質問できます。

補足

Brex を使う人が Money Vault も使えるか。もちろん使えます。会社の支出は Brex、個人の支出は Money Vault で分けるのが自然です。

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音声入力、レシートスキャン、AIチャット、50以上の通貨に対応。無料で始められます。

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用途別の比較

機能Money VaultBrex
音声入力ありなし
レシートスキャン端末内OCR自動回収OCR
AIチャットありなし
銀行同期CSV取り込みPlaid
法人カードなしVisaカード
従業員別上限なしあり
予算管理個人カテゴリのみ部門予算
承認フローなしあり
会計連携なしあり
多通貨50以上事業用通貨
オフライン完全オフライン不可
セットアップ時間10秒以内数日
誰が使えるかiPhoneを持つ誰でも登録済み企業のみ
価格無料 / PremiumEssentials 無料 / Premium は1人あたり月$12

価格

Brex は Essentials が無料ですが、実際には Premium に移る企業も多いです。企業向け基盤なので、無料かどうかより何人で使うかがポイントです。

Money Vault は、音声入力、レシート、基本統計を無料で使えます。Premium でAIチャットや高度な分析が解放されます。

結論

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