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2026年版 50/30/20予算におすすめのアプリ6選

2026年4月10日更新 · 13 分で読める

50/30/20ルールは覚えやすいのが長所です。ただ、実際の家計アプリがその3つの箱を見えやすくしてくれないと、すぐに使いにくくなります。必要な支出、欲しい支出、貯蓄のバランスをすぐ確認できて、毎週の見直しも重くない。そんなアプリだけを選びました。

要点

この記事でわかること

  1. 50/30/20が崩れやすい理由
  2. 良い50/30/20アプリの条件
  3. 評価方法
  4. おすすめ6アプリ
  5. 比較表
  6. 月次レビューの流れ
  7. 選ぶ前の6つの確認点
  8. 結論
50/30/20
Quicken Simplifi は Spending Plan でこのルールに対応
34日
YNAB は請求前に無料期間あり
10封筒
Goodbudget の無料プランはシンプルな月次運用でも十分使える
出典: Quicken Simplifi の機能ページ、YNAB の料金ページ、Goodbudget の登録ページ、2026年4月。

50/30/20が崩れやすい理由

ルール自体は単純です。収入の50%を必要支出、30%を欲しい支出、20%を貯蓄や返済に回す。ただし、アプリ側でその箱が見えにくいと、食費と外食、サブスクと固定費、貯蓄と余り資金が混ざってしまいます。そうなると、ルールは覚えていても実行できません。

もう一つの問題は手間です。アプリを開くまでが遅い、入力が遅い、月末の確認が重い。これが続くと、数値を信じなくなります。最後はメモや感覚頼りになり、ルールが機能しなくなります。

大事なのは、毎日見なくても3つの箱がすぐ把握できることです。厳密なルールで管理する人もいれば、ダッシュボードで流れを追いたい人もいます。自分の運用に合ったものを選ぶのが正解です。

良い50/30/20アプリの条件

この4つを満たせないなら、50/30/20向きとは言えません。

50/30/20 フィット判定

まず、どの箱が一番崩れるかで選ぶ

多くの予算は、必要支出、欲しい支出、貯蓄のどれか1つで崩れます。

1

必要支出の見えにくさ

固定費、定期支出、カテゴリ整理が難しいなら Simplifi や Monarch が強いです。

2

欲しい支出の記録漏れ

少額支出が抜けやすいなら、音声で素早く記録できる Money Vault が向きます。

3

貯蓄が後回しになる

20%を守りたいなら、YNAB、EveryDollar、Goodbudget のような構造重視の方が合います。

50/30/20に近い運用を続けやすいアプリ

Money Vault
低摩擦で最有力
Simplifi
50/30/20に最適
YNAB
ルール運用が強い
EveryDollar
ゼロベース向き
Goodbudget
封筒運用に向く
Monarch
共有ダッシュボード向き
公開価格ページ、ヘルプ、機能ページ、Money Vault の App Store 情報をもとにした編集上の評価。実測ベンチではありません。

評価方法

公開されている料金ページ、ヘルプ、機能ページ、Money Vault の App Store 掲載情報をもとに、50/30/20 の実運用にどれだけ向いているかで並べています。

おすすめ6アプリ

1. Money Vault - 低摩擦での記録に最適

Money Vault がこのリストの1位なのは、記録の重さをほとんど感じさせないからです。50/30/20 は数字を知るだけでは足りません。日々の更新が止まると、予算はすぐ古くなります。Money Vault は音声入力、レシートスキャン、手入力、複数口座、見やすいグラフをそろえて、続けやすさを優先しています。

プライバシー面でも扱いやすく、始めるために銀行連携は必須ではありません。自動同期待ちの間に数字が古くなることもありません。欲しい支出がズレやすい人ほど、数秒で記録できる価値は大きいです。

一方で、ルールそのものを教えてくれるタイプではありません。50/30/20 を知っていて、それを静かに記録したい人向けです。その条件では、とても使いやすい選択です。

良い点

  • 音声記録が速く、予算を新鮮に保ちやすい
  • レシートスキャンとグラフで見直しがしやすい
  • 50以上の通貨に対応し、海外利用にも強い
  • 無料版でも十分使える

気になる点

  • 厳密なルール予算アプリではない
  • 共有ダッシュボードはない
  • 現状はiPhone専用

価格: 無料 / プレミアムあり、月6.99ドルまたは年39.99ドル · 対応: iPhone

2. Quicken Simplifi - 50/30/20を明示的に支える

Simplifi は、ルールをはっきり使いたい人に向いています。公式ヘルプでも Spending Plan が 50/30/20 を含む複数の予算方式に対応すると案内されています。ルールに合わせて使える予算が欲しい人にとっては、かなり素直な答えです。

収入から固定費やサブスクを引き、その残りを把握しやすくしてくれるので、必要支出と貯蓄を一緒に見たい人にも向きます。Money Vault よりは銀行同期寄りで、少し重めですが、その分ダッシュボード型の見え方は強いです。

良い点

  • 公式に 50/30/20 を支える Spending Plan
  • 見やすいダッシュボードとキャッシュフロー予測
  • 導入時の案内がわかりやすい
  • ルールを視覚的に管理したい人に合う

気になる点

  • 銀行連携前提の設計
  • 永続無料プランはない
  • 音声中心ではない

価格: 年払いで月2.99ドル、30日返金保証 · 対応: iPhone, Android, Web

3. YNAB - 厳しめのルール運用に強い

YNAB は、便利さよりも規律を重視する人向けです。すべてのドルに役割を持たせる方法論そのものが強く、20% の貯蓄を守りたい人にはとても向いています。50/30/20 専用アプリではないですが、組み立ては十分可能です。

学習コストはあります。ただ、その分だけ家計をちゃんと見直したい人には強いです。家族やパートナーと共有しながら使う場合にも向いています。

良い点

  • 強いルール運用と節約意識
  • 34日間の無料体験
  • 複数人で共有しやすい
  • 貯蓄を守りやすい

気になる点

  • 学習コストが高い
  • 他より高め
  • スピードより方法論が中心

価格: 月14.99ドルまたは年109ドル · 対応: iPhone, Android, Web

4. EveryDollar - ゼロベース予算をはっきり使いたい人向け

EveryDollar は、予算を「提案」ではなく「ルール」にしたい人向けです。ゼロベース予算を軸にしているので、毎月の収入を先に振り分ける運用と相性がいいです。必要支出、欲しい支出、貯蓄をはっきり線引きしたい人に合います。

無料版は手入力中心で、その分だけ手間はあります。Premium では銀行読み込みと自動カテゴリ分けができ、14日間の無料体験もあります。Ramsey 方式の考え方に沿ったアプリなので、運用がかなり明確です。

良い点

  • ゼロベースの構造が明確
  • 無料版でも手入力で使える
  • Premium で銀行取引と自動分類を追加
  • 毎月のリセット感がほしい人に向く

気になる点

  • 無料版は手入力が前提
  • 他の候補より柔軟性は低め
  • 重く感じる人もいる

価格: 無料 / Premium は月17.99ドルまたは年79.99ドル · 対応: iPhone, Android, Web

50/30/20を見えるまま、でも重くしない

Money Vault は、毎日の入力を軽くしたい人に向いています。

App Store でダウンロード

5. Goodbudget - 封筒方式に強い

Goodbudget は、封筒感覚で予算を組みたい人にはすぐ理解できます。食費、光熱費、貯蓄といった箱に分けていく方式なので、50/30/20 もそのままカテゴリに落とし込みやすいです。

無料プランでも、10個の通常封筒、10個の年間・目標封筒、1アカウント、2台の端末、1年分の履歴が使えます。シンプルな家計なら十分です。Premium では封筒数やアカウント、端末数が増え、米国銀行との同期も使えます。

良い点

  • 封筒方式が50/30/20に合う
  • 無料プランでも実用的
  • 家族や同居人にも説明しやすい
  • 必要なら銀行同期もできる

気になる点

  • ダッシュボード型より手動感が強い
  • 上位3つほど洗練されていない
  • 無料プランの銀行同期は限定的

価格: 無料 / 月10ドルまたは年80ドル · 対応: iPhone, Android, Web

6. Monarch Money - 共有世帯ダッシュボードに最適

Monarch は、予算そのものよりも「世帯で見やすいこと」が大事なときに強いです。カテゴリ予算と flex budget を使えるので、50/30/20 に近い形も作れますし、夫婦や家族で同じ画面を見ながら運用できます。

同じサブスクリプションで世帯メンバーを追加でき、各自のログインも分かれています。請求書、支出、目標、サブスクをひとつの見やすい画面にまとめたいなら強力です。ただし、価格は高めで銀行連携前提です。

良い点

  • 共有世帯ダッシュボードが強い
  • カテゴリ予算と flex budget の両方に対応
  • 定期取引の把握に強い
  • 夫婦で1つの視点を持ちやすい

気になる点

  • 有料専用
  • 銀行連携前提
  • 軽い運用には少し重い

価格: 年99.99ドル · 対応: iPhone, Android, Web

比較表

機能 Money Vault Simplifi YNAB EveryDollar Goodbudget Monarch
50/30/20 の直接対応 一部 あり 一部 一部 一部 一部
ルール型予算 一部 あり あり あり あり 一部
日々の入力速度 速い 一部 一部 一部 一部 一部
共有世帯ビュー なし あり あり 一部 一部 あり
銀行連携なしで使える あり 一部 あり あり あり 一部
開始価格 無料 / 任意のPro 年払いで月2.99ドル 年109ドル 無料 / 月17.99ドル 無料 / 月10ドル 年99.99ドル
1日目
最初に箱を決める

Simplifi、YNAB、EveryDollar は初期設定が少し多めです。構造を最初から固定したい人には向いています。

毎日
ズレをすぐ記録する

ここでは Money Vault が強いです。音声入力とレシート取り込みで日々の記録が軽くなります。

毎週
まず欲しい支出を見る

ズレが出やすいのはこの箱です。Monarch と Simplifi は、レビュー画面で流れを見やすくします。

月末
繰り越すか調整する

Goodbudget、YNAB、Monarch は月末のリセットがしやすいです。

選ぶ前の6つの確認点

予算が崩れるのは、たいていアプリではなく習慣の問題です。次の6つを確認すると失敗しにくくなります。

  1. 一番崩れる箱から選ぶ。 必要支出が曖昧なら Simplifi か Monarch。欲しい支出が問題なら Money Vault。貯蓄が抜けるなら YNAB か EveryDollar。
  2. カテゴリを増やしすぎない。 50/30/20 を細かく割りすぎると見にくくなります。
  3. どこまで共有するか決める。 世帯全体で同じ画面が必要なら Monarch や YNAB。主に1人が記録するなら Money Vault が続けやすいです。
  4. 3か月後も使う入力方法を選ぶ。 音声、手入力、銀行同期のどれでも良いですが、続くものが正解です。
  5. 週1回の見直しを短くする。 10分程度で終わるくらいが現実的です。
  6. 構造が必要な時だけお金を払う。 厳しい運用をしたいなら YNAB や EveryDollar の価値はあります。そうでなければ軽いアプリで十分です。

50/30/20を見えるまま、でも摩擦なく

日々の記録を軽くしたいなら、Money Vault が一番続けやすい選択です。

App Store でダウンロード

結論

短く言うと、こうです。

もし「余り金を知りたいだけ」で、完全な50/30/20 を組みたくないなら、次に見るべきは PocketGuard です。ただし、ルールを見えるまま軽く続けたいなら、この6つの方が合っています。